エプソンのスマートチャージ(プリンター・複合機)で消費電力(コスト)を削減リモートサービスのセキュリティー

「エプソンのスマートチャージ」のリモートサービスでは、DS Agent、ES Agentで本体情報を収集し、毎月の印刷枚数確認やインク、メンテナンスボックスの交換時期を自動で検知して手配を行っています。DS Agent、ES Agentによるリモートサービスは、以下の方法で通信時のセキュリティーを確保しています。

SSL通信

DS Agent、ES Agentとエプソンの専用サーバーの通信は、SSL通信をしています。お客様が構築されているセキュリティー網を経由して、専用サーバー側への通信を行います。またSSLルート証明書を有しており、なりすまし等によるデータ不正取得から保護しています。

(注)SSL方式(SSL=Secure Socket Layer):通信内容を暗号化するプロトコルです。
名称 通信形態機能 IN/OUT プロトコル ポート番号
(Source)
ポート番号
(Destination)
DS Agent プリンターの情報収集 OUT UDP(SNMP) 任意 161
情報送信(Web送信) OUT TCP(HTTPS) 任意 443
ソフトウェアの更新
チェック、アップデート
OUT TCP(HTTP) 任意 80
ES Agent プリンターの情報 OUT TCP(HTTPS) 任意 443
(注)OUT:DS Agent/ES Agentからポート経由で外部に対してアクセスするDS Agent/ES Agentは、外部からのアクセスがあっても動作はしません。
(サーバーがDS Agent/ES Agentにプッシュアクセスすることはありません。)

通信起動の実施

通信起動は、必ずDS Agent/ES Agentから行い、専用サーバーからプリンターに対して通信の開始を行うことはありません。また専用サーバーからプリンターに対して、直接アクセスすることもありません。

取得情報

取得する本体情報は、「エプソンのスマートチャージ」に使用する、課金や消耗品情報と、サービス性向上(ダウンタイム最少化、サービスパートナーの利便性向上)に関わる情報のみ取得しています。機器本体でスキャンしたデータ、プリントジョブデータ、個人情報は取得できません。

ビジネスインクジェットプリンターのセキュリティー

エプソンのセキュリティーに対する取り組みのご紹介とお客様へのお願い、利用可能なセキュリティー機能のご案内。

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