スキャンして、自分に添付メール送信。
スキャンデータを認証ユーザー自身に送信
スキャンtoマイメール機能
認証後、認証したユーザー自身のメールアドレスにデータを送信します。面倒なメールアドレスを入力する手間を削減でき、他人への誤送信を防止するので、情報漏えいを抑制します。
スキャンtoマイフォルダー機能
認証後、共有サーバーの個人フォルダーにデータを送信します。面倒なフォルダー設定の手間を削減でき、他人への誤送信を防止するので、情報漏えいを抑制します。
定型スキャン
認証したユーザーや所属部門別に、定型的に使うスキャン設定をあらかじめ設定し、登録できます。
「手続き上必要なエビデンスをスキャンする」など、各部門で定型的にスキャニング業務がある時に、面倒な設定なしに、効率的にスキャナー活用ができます。
さらに、オプションの「Advanced Workflows」を利用することで、OCRを使ったより高度なスキャン作業を実現できます。
設定項目
スキャン to ネットワークフォルダー機能の保存先一覧
保存先 | 標準 | Advanced Workflows オプション利用時 |
---|---|---|
Network Folder (SMB) | ||
FTP(S) | ||
WebDav (HTTP(S)) | ||
Microsoft® SharePoint® Server | ||
SharePoint® Online / Microsoft® Teams® (注1) | ||
OneDrive® for Business (共有/自分のドライブ)(注1) |
||
Google Drive™ (共有ドライブ/共有アイテム/個人) (注1) |
(注1) | クラウドストレージを利用する場合、初回または一定期間未使用時にクラウドストレージとの接続再認証操作が必要です。 |
ファイル名に以下の項目を最大10個まで指定できます。(Advanced Workflowsオプションのみ)
項目 | 標準 | Advanced Workflows オプション利用時 |
---|---|---|
定型スキャン名 | ||
ユーザーID | (注1) | |
ユーザー名 | ||
所属 | ||
プリンター名 | ||
コンピューター名 | ||
読み取ったバーコードの文字情報 | ||
OCRで読み取った文字列 | ||
日付時刻 | (注1) | |
ページカウンター | ||
フリーテキスト | (注2) |
(注1) | ファイル名の末尾に不可されます。記載の順番を変更することはできません。 |
(注2) | ファイルヘッダーとなります。 |
ファイル形式一覧
ファイル形式 | 標準 | Advanced Workflows オプション利用時 |
---|---|---|
PDF、PDF/A | ||
Compact PDF、PDF/A | ||
JPEG | ||
TIFF | ||
BMP | ||
PNG | ||
Searchable PDF(注1) |
(注1) | 別途、OCRオプションが必要です。 |
圧縮設定(Advanced Workflowsオプションのみ)
JPEG、PDF、TIFFのファイル形式では圧縮設定が変更できます。
ファイル形式 | 圧縮設定 | 圧縮率 |
---|---|---|
JPEG | 0~99% | |
0~99% | ||
TIFF |
圧縮形式(カラー/グレースケール) None / LZW / JPEG(7) 圧縮形式(モノクロ) None / CCITT Group4 |
0~99% (JPEG(7)の場合) |
スキャンtoメール機能の分割送信設定(標準対応機種(注1)、Advanced Workflowsオプションのみ)
スキャンtoメール機能では1通のメールに添付最大ファイルサイズに収まる範囲で複数のファイルを添付できます。1通のメールで全てのファイルを添付できない場合は、2通目以降のメールに添付して送信されます。添付最大ファイルサイズは1~1,000MBまで設定可能です。
(注1) | LM-C6000/LM-C5000/LM-C4000のみ標準対応 |
仕分機能(Advanced Workflowsオプションのみ)
スキャン時に指定したルールに従ってスキャンファイルを分割して保存可能です。仕分けしたスキャンファイルに応じたフォルダーを作成し、スキャンファイルを保存できます。フォルダー名はスキャンファイル同様最大10個まで指定可能です。
ルール
- ・白紙ページ検出
- ・パッチコードを印刷したページ検出
- ・バーコード検出
- ・指定領域からOCRで文字列検出(注1)
- ・指定したページ数ごと
- ・指定したファイルサイズごと(マルチページファイルのみ/ページ単位)
(注1) | 別途、OCRオプションが必要です。 |
インデックス機能(Advanced Workflowsオプションのみ)
スキャンしたファイルは他システムと連携しやすくするため、インデックスファイルとしてCSV、XML、テキスト(タブ区切り)で出力ができます。(文字コードはUTF-8)インデックスファイルは1つのファイルもしくは画像ファイルごとに分割して出力できます。
インデックスファイル名に以下の項目を最大10個まで指定できます。
- ・定型スキャン名
- ・画像ファイル名
- ・ユーザーID
- ・ユーザー名
- ・所属
- ・プリンター名
- ・コンピューター名
- ・日付・時刻
- ・ページカウンター
- ・フリーテキスト
インデックスファイルに出力する項目は以下から選択できます。
- ・基本情報(ユーザーID、ユーザー名、所属、プリンター名、コンピューター名)
- ・定型スキャン情報(定型スキャン名、定型スキャン開始/終了時刻)
- ・画像(情報画像の幅/高さ/解像度/ビット数)
- ・ページ情報(スキャン時のページ番号/総ページ数、文書中のページ番号/総ページ数)
- ・ファイル情報(ファイル名、ファイルパス、ファイル作成日時、ファイルサイズ)
- ・ファイル生成時利用情報(バーコード、バーコード種別、OCR)
- ・仕分け時利用情報(仕分けの有無、削除の有無、バーコード、バーコード種別、OCR)
- ・転送先情報(転送先の種別)