株式会社アドバンテスト様/
株式会社アドバンテスト グリーン様
サスティナビリティ推進を加速するために「PaperLab」を導入
取材ご対応者様:
株式会社アドバンテスト
管理本部 事業総務部 金子 和由 様(左)
株式会社アドバンテストグリーン
業務部 業務課 課長 早野 圭一 様(右)
Paperlab事例紹介 株式会社アドバンテスト様/
株式会社アドバンテスト グリーン様
導入製品
PaperLab A-8000
半導体検査装置の大手メーカーである株式会社アドバンテスト様、そして、アドバンテストの環境衛生管理・緑化サービスを主な業務とする特例子会社として2004年に設立された 株式会社アドバンテスト グリーン様。
国内企業では最大級のビオトープ(注)を管理し、環境保護活動にも注力するなど、積極的なサスティナビリティ推進を実施されている。
企業価値を更に向上するための取り組みとして「PaperLab」の導入を主導されたアドバンテスト 金子氏、その後の運用管理を担当されているアドバンテスト グリーン 早野氏にお話を伺った。
詳しくは、アドバンテスト社ホームページ「アドバンテスト ビオトープ」 参照。
持続可能な社会を更に加速するために
CSRにまつわるさまざまなメリットから導入を決意
社会の「安心・安全・心地よい」を目指して、持続可能な社会の実現に取り組まれているアドバンテスト。CSRにまつわるさまざまな価値創出を担保する「PaperLab」の存在を知り、特例子会社であるアドバンテスト グリーンとの協議の末、導入を決断された。
―「PaperLab」を導入された背景を教えていただけますか。
早野氏:私たちアドバンテスト グリーンは、アドバンテストの環境衛生管理・緑化サービスを主な業務とし、CSRに基づく障がい者雇用促進のための特例子会社として2004年にスタートしました。
世界中の企業でSDGsへの意識が大きく高まっており、社の事業や弊社そのものが人々の生活向上や社会の発展にとってより必要とされるものにならなければならないと考えている中、「我々のビジョンにマッチする製品を見つけた」とのことで、アドバンテストから「PaperLab」を紹介されました。
金子氏:既に「PaperLab」を導入された企業様を通じて、「PaperLab」の存在を知ったんです。アドバンテストとしても、紙のリサイクル方法を考えた際に情報漏えいなどが気になっていた面もあり、「つくる責任、つかう責任」という観点から、自分たちで使った紙を自分たちで再利用できるというところが決め手となり、導入を決断しました。
―「PaperLab」は現在どちらに設置されているのでしょうか。
早野氏:アドバンテストの研究開発拠点である群馬R&Dセンタに設置しています。同敷地内には国内企業では最大級のビオトープがあり、我々アドバンテスト グリーンが主体となって管理を行っています。
こちらのビオトープは社員が地球環境の大切さを学ぶ環境教育の場として2001年に創設され、今では昆虫や小鳥など多種多様な生き物が集まる空間に成長しましたが、同じく、サステナブルな社会の実現を象徴する「PaperLab」も、運用面などを考慮し同施設内に設置することとなりました。
再生紙とは思えないクオリティ
さまざまな用途で活用
「PaperLab」で再生された紙は、現在社内外における多様なツールで使用されている。導入当初は新品の紙と遜色ない仕上がりに驚くとともに、障がい者の方が作業に準じやすいシンプルな操作性も評価いただいたという。
―「PaperLab」で出来た紙は、御社内でどのように活用されていますか。
早野氏:主に事業所や工場の棄却文書を回収して、コピー用紙のほか、ノートやカレンダー、名刺作成などさまざまな用途に活用しています。
アドバンテスト グリーン内のリサイクル推進係が運用を担当し、障がい者の方に作業をしていただいています。操作が本当に簡単でシンプルなので、障がい者の方の雇用にもつながりやすい印象です。
―実際稼働してみての印象はいかがでしたか。
早野氏:再生紙と言うと、ちょっと汚いなど使いづらいイメージがあったんですが、実際出てきた紙が大変綺麗だったので、「これって本当に再生紙なのかな?」というのが第一印象でした。色々な用途に活用できるクオリティだと思います。
―御社内外のさまざまなツールに活用いただき、ありがとうございます。
導入後はどのような実感をもたれましたか。
早野氏:当たり前なのですが、本当に社内だけで紙がリサイクルできるのだなと。
リサイクルという、ともすると表面的なイメージで捉えられがちな言葉が、「廃棄していた紙が再生される」という循環としての形で見えることによる効果は大きかったと思います。
導入する前よりも導入してからの方が『PaperLab』に対しての驚きが大きいですね。
「PaperLab」は単に紙を再生する機械ではない
意識改革の見える化や、働きがいを生む障がい者雇用の象徴として
「PaperLab」を稼働させることにより、社員一人一人の環境に対する意識や障がい者雇用に対する考え方、障がい者の方の仕事に対するやりがいも大きく底上げできたそうだ。物理的なものだけではない多くのメリットを踏まえ、CSR推進に向け今後更なるチャレンジを実施していく。
―導入後、御社内での変化はありましたか。
金子氏:我々もペーパーレス化を社内で進めていますが、紙に対する意識という観点で、社内で紙を再生しているという事実そのものが、社員の環境に対する意識を大きく変えていると思います。
自分たちが使った紙を自分たちでまた再生できるということは、環境に対する配慮も勿論ですが、紙の重要性を社員が実感するというプロセスも促進できていると思います。
早野氏:ビオトープで生物多様性の大切さを知ることと同じように、実際に自分たちで紙を社内で生まれ変わらせることができる実感を得てみると、金子さんの言うように、今まで以上に紙というものを意識するようになりましたね。
再生した紙を有効に使用する方法を常に社員自身が考えるようになっています。
更に、「PaperLab」を運用している障がい者の方を、改めて会社の財産、強みとして再認識できるようになったと思っています。
障がい者の方自身もご自身の仕事の責任と必要性を実感することで、やりがいに繋がっていると感じます。
―「PaperLab」にどのような可能性を感じていますか。
早野氏:単純に紙を再生するという機械ということではなくて、社員全体の意識改革としての見える化の象徴になるのではと思っています。それによりCSRの更なる推進になると実感しています。
今後も常に環境や社会に密着した業務及び雇用を創造し、チャレンジしていこうと考えています。
株式会社アドバンテスト
群馬 R&Dセンタ
会社概要
株式会社アドバンテスト
株式会社アドバンテスト
群馬 R&Dセンタ
本社 | 東京都千代田区丸の内1丁目6番2号 新丸の内センタービルディング |
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資本金 | 3,2363百万円 |
ホームぺージ | https://www.advantest.com/ja/ |
株式会社アドバンテスト グリーン
会社概要 | 株式会社アドバンテストの特例子会社 |
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ホームぺージ | https://www.afc-advantest.co.jp/agc/ |
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