PaperLab A-8100
水を使わず(注1)に紙をつくる
市販の用紙と比較し大量の水を使わず給排水工事が不要であり、オフィスのバックヤードなどに設置し、古紙を価値あるカタチに変えることを可能にしました。
(注1)機器内の湿度を保つために少量の水を使用
ドライファイバーテクノロジー
繊維素材を価値あるカタチに
変える技術です。
PaperLabを支える「ドライファイバーテクノロジー」。
水を使わない(注2)衝撃力で繊維化を実現します。
(注2)適度な湿度が必要です。
PaperLabは
「ドライファイバーテクノロジー」を用いて、
使用済みの紙から
新たな紙を生み出します。
(注3)機器内の湿度を保つために少量の水を使用
PaperLabが生み出す価値
PaperLabは再生紙を
製紙するだけでなく、
5つの価値でお客様の課題解決に
貢献します。
- 1環境貢献
- 2雇用の創出
- 3機密
- 4ESG/SDGs
への貢献 - 5地域共創
1環境貢献
小さなサイクルで古紙を再生し市販紙購入量を減らすことにより、3つの環境負荷低減が可能となり、
再生紙を活用することによって、環境負荷を抑えた加工品の製作が可能です。
ノベルティ等にて、対外的なアピールツールとして、ご活用いただけます。
3つの環境負荷低減(CO₂・木材・水)
環境負荷を抑えたオリジナルのノベルティ品を制作
2雇用の創出
古紙回収やPaperLabの稼働、再生紙を加工した製作物(名刺・ノート等)の作成などの業務が
新たな業務&雇用を創出し、シルバー人財雇用、パートアルバイト雇用、
そして、障がい者雇用など多種多様な人財に活躍の場を提供いたします。
古紙回収・仕分け・
異物除去
紙の再生(PaperLabへのセット~再生紙製紙)
(注)こちらの製品は旧機種のA-8000となります
再生紙の梱包・配布・
加工(名刺やノート)
3機密
新たな紙を作る過程で、使用済みの紙を繊維の状態にまで分解するため、紙面情報は抹消されます。
また、建物内での機密文書の完全抹消により、情報漏洩リスクを低減します。
セキュリティ レベル |
細断面積 | 細断幅 |
---|---|---|
P-7 | 5mm²以下 | 1mm以下 |
P-6 | 10mm²以下 | 1mm以下 |
P-5 | 30mm²以下 | 2mm以下 |
P-4 | 160mm²以下 | 6mm以下 |
P-3 | 320mm²以下 | 2mm以下のストレートカット |
P-2 | 800mm²以下 | 6mm以下のストレートカット |
P-1 | 2,000mm²以下 | 12mm以下のストレートカット |
4ESG/SDGsへの貢献
事業報告書や学生の探求型学習でご活用いただいている事例もございます。
ステークホルダーへの外部発信
(CSR報告書)
学生向け探究型学習
(教育・校内啓蒙・校内活動)
5地域共創
PaperLabを通じて「紙資源を地域で循環させる」地域共創の価値を生み出せます。
ある地域では、障がい者福祉サービスの運営者が地域内の使用済みの紙を回収し、
PaperLabによる再生紙生産、環境負荷を抑えた製作物の製作・供給を実現しています。
紙の循環から始める
地域共創プロジェクト
「KAMIKURU」
福岡県の高校では、「KAMIKURU」の取り組みの中で、学校のプリント古紙などから卒業証書を作成しています。この取り組みは、大修館書店から発行されている高校家庭科向けの副教材「生活デザインガイド2024」に、学生が主体的に行った環境への取り組み事例として掲載されています。
「KAMIKURU」プロジェクトについて:紙の循環で、つぎの地域共創を。KAMIKURU(カミクル)
地球環境の保全に貢献する、
PaperLab
「紙」の輸送からCO₂削減を考える
紙の購入や廃棄の為の輸送頻度が減るため、CO₂排出量を削減します。
PaperLabで作った紙を社内で利用することで紙の購入量を減らし、環境負荷低減に貢献します。
水をほとんど
使わずに紙を作る
市販の紙は原料である木材の生育段階や製紙工程で大量の水を消費します。
PaperLabは原料に新たな木材資源を使わないことに加えて「ドライファイバーテクノロジー」により製紙段階でほとんど水を消費しないため、おおがかりな給水設備を準備する必要がなく、オフィス内のスペースに設置できます。
新たな木材を
一切使用しません。
PaperLab A-8100は新たな紙を製造する際に木材資源を使用しません。(注6)(注7)
- (注6)森林資源節約量 水消費削減量 /CO₂排出削減量は早稲田大学 創造理工学部 環境資源工学科 伊坪研究室監修のもとに当社試算
- (注7)本体製造工程や梱包材等でドライファイバーペーパー1tあたり0.03本の木材を使用します。
- 市販のオフィス用紙の
ライフサイクルでの
排出するCO₂ - PaperLabの
環境配慮技術 - カーボン・オフセット
- 0Kg-CO₂CO₂排出量実質ゼロ
カーボン・オフセット
製品のライフサイクル全体で
CO₂排出量 実質ゼロを実現
エプソンはお客様の環境負荷低減を支援する取り組みを行っています。
PaperLabでは製品の製造、輸送、使用、廃棄で発生するCO₂排出量をカーボン・オフセットをすることで「実質ゼロ」化(注8)
お客様がPaperLabを使用することによるCO₂排出量は実質ゼロになります。
PaperLab A-8100はドライファイバーペーパー1tあたり約1,749kgのカーボンクレジットを活用し、
オフセットしています。(注9)
- (注8)カーボン・オフセット第三者認証プログラムによる認証を取得しております。
- (注9)CO₂排出量は早稲田大学 創造理工学部 環境資源工学科 伊坪徳宏研究室監修により当社算出。
A4サイズ普通紙を約2,000枚/日 240日/年 10年間使用した場合のライフサイクルで算出。
- 取り組み名
- PaperLab A-8100の原材料調達、製造、流通、使用、廃棄に伴って排出されるCO₂排出量に関するオフセット
- 認証番号
- CO₂-1008
- 認証取得者
- セイコーエプソン株式会社
- 有効期限
- 2024年8月1日~2025年3月31日
- カーボン・オフセット第三者認証プログラム
- 温室効果ガス排出削減の取組内容
- 会社全体として2050年カーボンマイナスを目指しており、この方針に基づき資源循環の促進等によるCO₂排出量の削減を進めている。
2023年末エプソングループ全世界の拠点におけるすべての使用電力を、再生可能エネルギーへ転換。
ドライファイバーテクノロジーの開発により、製紙時に発生するCO₂を削減。
A-8100について保守を行うことで本体の使用可能年数を最長10年間まで延長。 - オフセット量又は算定排出量に対するオフセット比率
- 算定排出量に対してオフセット比率は100%。
- クレジットを認証した認証制度名とクレジットの種類
- Jクレジット制度にて認証された省エネ系クレジットを使用。
- クレジットのプロジェクト名
- プロジェクト名はハクサン染工株式会社本社工場におけるボイラー更新事業。石川県金沢市にて実施された。
- クレジットのプロジェクトタイプ
- ボイラーの更新。
- クレジットの発行年と排出削減・除去が行われた年
- クレジット発行年は2018年、除去が行われた年は、2015-2018年。
- 無効化日(予定日)・無効化方法
- 2025年4-6月を予定、クレジット登録簿の無効化口座への移転。
PaperLab環境効果値
環境効果の見える化
Epson Cloud Solution PORTに接続してPCやスマートフォン等からペーパーラボでの製紙量に応じたPaperLab環境効果値や機器の稼働状況等を確認することができます。
購入をご検討の方
-
月曜日~金曜日9:00~17:30(祝日・当社指定休日を除く)
(注)050で始まる電話番号はKDDI株式会社の電話サービス「KDDI光ダイレクト」を利用しております。