スマート振動センサー
スマート振動センサー
M-A750FB
いつでも、誰でも、手軽に振動計測


振動トラブルを解決せよ

製造現場での“その課題”
微小な振動
が原因かもしれません
製造現場で
こんなお困りごとは
ありませんか?

外観検査の精度が
安定しない…

歩留り改善の
ヒントが
見つからない…

生産設備の問題点が
特定できない…

導入する設備の
最適な設置場所が
決められない…
微小な“振動”が
原因かもしれません
日常では気づかない
微小な“振動”が
生産や検査などに影響を
及ぼしていることがあります。
Case01:装置自身の振動影響
誤判定が時々発生

環境の振動により、検査の精度が低下。発生源特定のため、振動計測を実施。

装置の周辺からは、問題となるような振動は検出されず。

装置自体に発生源があると推測。装置可動部から発生する振動を順番に計測。

検査精度に影響する振動の発生源が見つかり、根本対策を実施。その結果、検査精度が回復。
振動源:装置自身(搬送用電動アクチェータ)の励磁振動
原因となった振動の周波数:26Hz
Case02:周辺装置の振動影響

製造ラインのレイアウトを変更したところ、ある装置だけ工程歩留りが低下。

設置環境の変化が原因と推測。振動形で環境計測を実施。

装置周辺の振動計測により、隣接装置された装置の振動が影響していることが判明。

歩留り低下した装置に防振対策を実施。歩留りが回復。
振動源:周辺装置のコンプレッサ回転振動
原因となった振動の周波数:63Hz
Case03:製造フロアの床振動

新しい製造装置を導入することになったが、設置場所が適切か分からない。

高層フロアへ設置したいが、装置の設置条件を満たせるのか不安。振動計を使って事前に環境計測を実施。

フロアごとの環境振動を計測し、装置の設置条件を満たしているか確認。

設置条件を満たせることを確認できたため、予定どおり装置を設置。その後、問題なく稼働。
床振動規格の例:周波数10(Hz)において振幅1.75(μm)など
微小な“振動”が
生産や検査などに影響を
及ぼしていることがあります。
振動計測で、
課題を“見える化”できます
製造現場の課題に対するキーワードは
「振動計測」、「分析」、「問題特定」
その製造トラブル「微細な振動」
が原因かもしれません
『微小な振動への対応』が
製造現場の課題を解決するかもしれません
お役に立つ理由
自社で計測・分析
振動計測・分析の
専門家への依頼が不要
になります
微小振動の計測
日常では気づかない
低周波の微小振動(注1)
を計測できます
(注1)周波数特性
周波数帯域:DC~460(Hz)
トリパタイトグラフ範囲:1~406.37(Hz)
振動解析の人材育成
社内に
振動解析のエキスパート
を育成できます
こんな方におすすめです
M-A750FB外部の専門家に振動計測を依頼せずに、
自社で簡単に計測・分析をしたい
振動計測のエキスパートを社内で育成し、
振動計測を自社で完結できるようにしたい
担当者の感覚に頼っている設備の状況把握を、数値化・定量化して誰でもできるようにしたい
振動が影響しているかもしれない製造課題があるが、調査方法に悩んでいる
工事の影響範囲を事前に測定して、
生産への影響を最小限にしたい
設備設置時や課題発生時に床振動の影響を
確認したい
スマート振動センサーの特長
低周波数の振動測定に強い水晶センサー採用
エプソン独自の水晶加速度センサー素子を採用。
水晶センサー素子の周波数変化で加速度を検出します。
建物や地面等の“低周波数の振動計測”に適しています。

小型で軽量、持ち運びも簡単
スマート振動センサー「M-A750FB」は小型・計量で、手のひらに乗るサイズなので、持ち運びも簡単です。

無線で接続、離れた場所でも計測が可能
Bluetooth® による無線通信が可能です。
立ち入りが難しいエリアでも、M-A750FBを設置して、離れた場所のコンピューターで計測データの取得・解析を行うことができます。

簡単に振動を計測できます。
スマート振動センサーは単体(注1)で簡単に計測ができます。複雑な配線や設定は不要です。
①加速度の計測/保存
②傾きの計測/保存
③許容振動基準の読み取り
(VC-A~VC-G)
(注1)動作には外部からのUSB給電が必要となります

専用ソフトウェアを無償ダウンロード可能
Windows® 用の専用ソフトウェアが無償ダウンロード可能。
計測結果をPC上でリアルタイムに表示できます。
①加速度計測
②傾き計測
③1/3オクターブバンド分析+トリパタイトグラフ表示
④振動許容基準(VCカーブ)表示(VC-A~VC-G)

振動許容基準(VCカーブ)表示
専用ソフトウェア(無償ダウンロード可能)を用いると、1/3オクターブバンド速度スペクトルによる、振動許容基準(VCカーブ)の表示/確認が可能です。(VC-A~VC-G)

校正が可能
スマート振動センサー『M-A750FB』は加速度の校正が可能です。製造現場における品質マネジメントシステムの要求事項として、測定器の校正が必要な場合、校正を承っています。校正内容・期間・料金に関しては別途ご相談下さい。

計測モード
振動レベル判定
加速度データを元に、VC判定を行います。「リアルタイム計測」のほか、多点測定で比較するのに便利な「ワンタイム計測」や特定箇所の長時間計測に使える「連続ログ計測」が行えます。
こんなシーンで活躍します
- クリーンルームの振動環境を調べたい
- 架台/浮床防振/防振システムの振動を測定したい
- 露光装置、三次元測定器、レーザー干渉計、半導体製造装置などの振動影響を調べたい
加速度
設定したサンプリングレートで、3軸方向の加速度を計測します。3軸、2軸の時系列によるグラフ表示のほか、X/Y/Z軸それぞれの周波数帯域ごとのパワー分布も確認できます。
こんなシーンで活躍します
- 精密機器の輸送時の振動試験を行いたい
- 生産設備の劣化や異常を検査したい
- 建築物の振動を時系列で計測したい
傾き
3軸方向の傾き角度を計測できます。XY/YZ/ZXの2軸においての傾きを確認でき、また傾きの許容範囲の判定も行えます。X/Y/Z軸それぞれの傾きの時系列変化も確認できます。
こんなシーンで活躍します
- クレーン車や高所作業車の車体水平を検出したい
- 半導体製造装置などの設置場所の傾きを計測したい
- 生産設備の傾きを調べたい
お役立ち資料
エプソンは「M-A750FB」の他にもさまざまなセンシング製品を取り揃えております。
それら製品のお問い合わせは、お手数ですが専用のお問い合わせサイトよりお願い致します。
関連情報
お問い合わせ
購入・導入前のご相談、お見積をご希望のお客様は、
下記お問い合わせフォームよりお気軽にご相談ください。
サービス・サポート内容については下記ページをご参照ください。
商標について
(注) 本媒体上の他者商標の帰属先は、 商標について をご確認ください。
(注) Bluetoothのワードマークおよびロゴは、Bluetooth SIG,Inc.が所有する登録商標であり、セイコーエプソン株式会社はこれらのマークをライセンスに基づいて使用しています。