昨年、圧倒的な速さを発揮したNSXに対して、ライバル勢はニッサンが満を持してGT-Rを投入。一方開幕当初から50kgのウェイトハンディが課せらたNSX勢には重いハンディキャップとなる。この年ドライバーがファビオ選手から平中選手にスイッチ。4戦5戦と連続リタイアという我慢を強いられるシーズンが続く中で、最後尾から5位入賞を果たした7戦をきっかけに終盤盛り返し、8戦2位、最終戦4位と好成績を残した。しかし全体を通しては前半の取りこぼしが響いた物足りなさの残るシーズンとなってしまった。
ドライバーは、3シーズン目となるロイック選手とヨーロッパのレースも経験している平中選手のコンビ。前年度の調子から期待されたシーズンでしたが、いろいろと問題が発生して、苦しいシーズンとなりました。唯一、第8戦オートポリスで2位表彰台に上がれましたが、絶対的な安定感に欠けることが、今後の課題です。