構図や光線、画角など、絵づくりにこだわって撮影した写真は、誰だって美しくプリントしたいもの。PX-5600 は、そうしたこだわりの作品づくりに適した本格派プリンターです。ここでは、その特性をご紹介します。
PX-5600の設計思想
一口に「美しいプリント」と言っても、プリントする人の好みや目的によって、その求める「美しさ」は異なります。たとえば、スナップや記念写真などは「見栄えのする鮮やかさ」が求められますが、写真やデザインのプロの現場では「意図した色を忠実に再現する」ことが重要になってきます。PX-5600 は、写真のプロが求める「忠実な色再現」の実現を目的として設計されており、PX-G5300 などのカラリオ系プリンターとは 次のような違いがあります。
PX-5600 | カラリオ系プリンター | |
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特性 |
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こんな人向き | 思い通りに色を操って 作品づくりをしたい人向け |
プリンター任せで手軽に 写真を美しくプリントしたい人向け |
PX-5600 では、このような設計思想を実現するために、プロの写真家から定評のある顔料インク「PX-P/K3 インク」を採用しています。
顔料PX-P/K3インクの特性とメリット
プリントの仕上がりは、インクの種類によっても変わってきます。PX-5600 は、忠実な色再現のため、色材に「顔料」を使用した「PX-P/K3 インク」を採用しています。一般家庭向けの複合機などで採用されることの多い「染料」インクと比べると安定性や耐久性が高く、次のような特徴があります。
顔料PX-P/K3インクのメリット | |
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特徴 |
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用紙との関係 |
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色の安定性と 見え方 |
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※表中の図は、あくまでもイメージです。
PX-5600 は、このほかにもオリジナルに忠実な「色」や「階調」を再現するため、さまざまな技術を採用しています。より詳しい製品特性については、こちらもご参照ください。