高画質と高生産性を両立
インクセット(UltraChrome PRO12)ライトグレーインクとバイオレットインクを同時に搭載
UltraChrome PRO12 インクは、階調性・低粒状性を向上させるグレーインク(グレー/ライトグレー)と、
広範な色再現領域を実現する特色インク(オレンジ/グリーン/バイオレット)を余すことなく搭載。
階調性・低粒状性と色再現領域の拡大を実現し、高品位が求められるポスター・写真作品用途から、特色や広色域が求められるプルーフ業務にもご利用いただけます。
UltraChrome PRO12インクテクノロジーについて詳しくはこちら
インク容器循環プログラムで環境に配慮 NEW
使い終わったインクカートリッジを回収し、リユース(再使用)して再度お客様へお届けします。
これにより、プラスチック資源の使用量を削減し、環境負荷を低減します。
インクカートリッジを回収後、インク種の分別からリユース部品の選別、その部品を使った製造までを自社で行い、再度お客様へお届けいたします。この活動により、インクカートリッジの販売におけるプラスチック資源の投入量が約71%削減されます。また、CO2も約34%の削減効果が見込まれ、環境負荷低減に貢献いたします。
(注) | リユース品は微小の汚れ、傷がある場合がありますが、機器の品質への影響はありません。 |
- ・容量700mlインクカートリッジで試算(最大容量サイズでの算出)
- ・リユース品はリユース部品の重量を差し引き総重量を算出。
- ・新品とリユース品単体で比較した場合。
- ・リユースする部品はインクカートリッジの外装ケースです。
- ・容量700mlインクカートリッジで試算(最大容量サイズでの算出)
- ・CO2排出量は、回収率100%での新品とリユース品の1本あたりの加重平均値です。
- ・算出にあたり生産地からの輸送負荷とリユース品回収部品の生産地への輸送負荷を含めています。
- ・インクの素材負荷、加工負荷、回収時の回収専用箱は計算に含めていません。
紙器パッケージ
PANTONE® カラー99%カバー
国際的な標準指定色であるPANTONE®カラーチャートにおいては、99%のカバー率を達成。高い再現率の検証結果から、米国パントン社(Pantone LLC)より、その色再現性はPANTONE®カラー準拠であるとの認証が与えられています。
(注) | PANTONE FORMULA GUIDE Solid coated paletteに対する、エプソンプリンタードライバー(2400×1200dpi)、エプソンプルーフィングペーパーホワイトセミマット、純正インクを使用した出力時のガマット包含率。印刷条件を変更した場合には実際の結果と異なる場合がございます。 |
(注) | プルーフ対応はソフトウェアRIPの性能によります。 |
(注) | 「PANTONE®」はPantone LLCの米国およびその他の国における登録商標です。 |
特色対応、擬似網点対応
多品種小ロット化が進む紙器パッケージの制作において、印刷本機または平台校正機で行われていた紙器パッケージの色校正(プルーフ)作業を大判インクジェットプリンターでデジタル化することで、大幅なコストダウンと短納期化を実現します。
市販のRIPシステムとの組み合わせで、疑似網点の再現にも対応。色校正だけでなく版の色ズレ(トラッピング)確認などの検版用途にもご利用いただけます。
市販の対応RIP製品については、こちらをご確認ください。
高品位が求められるポスター・写真作品に ブラック・エンハンス・オーバーコート機能
ライトグレーインクにより、着弾したインクの段差を少なくし、表面の光沢を最適化する機能を搭載。
重厚感のある「黒」を表現できる他、反射光によって本来とは違った色味が付いて見える「ブロンズ現象」を抑制します。
飾る場所や光源の影響を抑え、作品そのものの美しさを伝えることができます。
(注)プリンタードライバーで光沢用紙に設定可能です。
電飾フィルム専用設定で表現力が向上
プリンタードライバーに電飾フィルム<表打ち>をターゲットにした、専用の印刷用紙設定を搭載。暗部の濃度隠ぺい性、階調性など、電飾サインの画質向上につながる印刷品質を落とすことなく、従来機よりも広い色域を再現します。
1.6分(注1)/A1サイズのスピードを実現する2.64インチヘッド
総ノズル数9,600のヘッド搭載により、生産性が飛躍的に向上。同一サイズの当社機種との比較で、約2.3倍の高速印刷を可能にしました。
(注1)「Lebel1」600dpi×600dpi。
左: | 従来機ヘッド PrecisionCore TFP printhead(PX-H/SC-P9050/P7050シリーズ) |
右: | 新ヘッド PrecisionCore MicroTFP printhead(SC-P9550/P7550) |
(注) | 同一サイズの当社機種における比較。 |
(注) | 比較対象機種 SC-P9550の比較対象機種:PX-H10000(2008年発売)SC-P9050V/G(2015年発売) SC-P7550の比較対象機種:PX-H8000(2008年発売)SC-P7050V/G(2015年発売) |
(注) | 比較条件 SC-P9550/P7550:A1プロフェッショナルフォトペーパーLevel1(600dpi×600dpi) PX-H10000/H8000/SC-P9050/P7050:A1プロフェッショナルフォトペーパー 速い(720dpi×720dpi) |
正確な着弾性能、PrecisionCore 技術
進化した薄膜ピエゾ技術と高精度なMEMS(注2)技術を融合した、次世代のテクノロジー。
より真円に近いドット粒をより正確な位置へ着弾可能。高品位なプリントを実現。
(注2) | MES(Micro Electro Mechanical Systems):半導体加工技術などを応用して作られる機械駆動要素を有するデバイスのこと。 |
MSDTテクノロジーを採用
プリントデータに応じてインクドットを打ち分けるMSDT(マルチ・サイズ・ドット・テクノロジー)を採用。ベタ印刷部分には大ドット、ディティール部分には中・小ドットと、ベタ品質と写真画質を両立しています。