Epson RC+8.0
統合ソフトウェア Epson RC+
Epson RC+8.0 主な機能と強み
統合ソフトウェア Epson RC+8.0
ユーザーそれぞれの多様な用途に対応できる強力かつ使いやすい機能を備えたエプソンのソフトウェアラインアップ。それらのソフトウェアで自動化アプリケーションの開発やデバッグ、運用保守に必要な時間を最小化できます。さらに、統一されたユーザビリティーにより、ユーザーは各ソフトウェアをシームレスに行き来することが可能です。エプソンのソフトウェアによるワンストップソリューションは、トータルコスト・工数の削減や、長期安定稼働・運用など、さまざまなメリットを提供します。
使いやすさを追求した開発環境
- Epson RC+:ロボットのティーチングとプログラミングはもちろん、画像処理、力覚センサーによる制御、コンベアトラッキング、パーツフィーディングなどのオプションを統合。さまざまなアプリケーションを効率よく開発できます。
- Epson RC+ Express Edition:直感的に分かりやすいブロックスタイルのロボットティーチング環境を装備。コーディングの経験はこれから、という新規ユーザーにとって理想的な環境です。
- TP4:Epson RC+を内蔵した高機能ティーチペンダント。直感的なティーチング作業はもちろん、プログラム編集や、デバッグにも有効なツールを備えています。
Epson RC+8.0とは
Epson RC+は、アプリケーションの構想、レイアウト検討から、動作設計、デバッグおよび定期的なメンテナンスまで、多岐にわたる作業をサポートするソフトウェアツールです。さまざまな業界での多種多様なアプリケーション構築の事例を収集し、そのフィードバックをもとに分かりやすいGUIを作りました。深く統合された豊富なオプションにより、小さなプログラミング負荷で大きな生産性を得ることができます。
【さまざまな機能を集約したオールインワン ソフトウェア】
Epson RC+は以下の選び抜かれた機能を備えており、ユーザーの自動化ソリューションの効率化をアシストします。ビギナーからエキスパートまで対応した統合開発環境です。
- プロジェクトデータ&エクスプローラー
- ロボットマネージャー
- タスクマネージャー
- ジョグ&ティーチウィンドウ
- 実行ウィンドウ
- オペレーターウィンドウ
- 座標変換ウィザード
- プログラムエディター(構文アシスト付き)
- 3Dシミュレーター
- I/Oモニター
- 変数モニター、他
エディター
プログラム開発を効率化するさまざまな機能を凝縮
Epson RC+はプログラム開発を効率化する強力な編集機能を備えています。切り取り、コピー、貼り付けなどの基本機能に加え、構文アシスト、自動インデント、「シンタックス ハイライト(Syntax highlighting)」使用、コメントブロック、インデント/アウトデント、検索/置換などの機能が含まれています。
デバッガー
プログラムのテストと問題の特定をより簡単に
統合デバッガーには、プログラムの状態を確認、また実行中に見つかった問題を特定するなどのさまざまな機能が用意されています。プログラム開発を効率化するさまざまな機能を凝縮プログラムのテストと問題の特定をより簡単に。
ロボットマネージャー
わかりやすく、かつ高機能
エプソンのロボットマネージャーには、ロボットの座標設定やティーチングなど、さまざまな機能が1つに集約されています。それぞれの設定にすばやくアクセスできるので、ユーザーは安心してアプリケーション開発にフォーカスできます。
パレットや進入エリアの定義も、統合されたティーチングとウィザードで簡単に設定可能。
シミュレーター
構想から検証まで、充実の環境でテスト可能
装置をセットアップする前でも、アプリケーションの構築によって検証や調整が可能です。Epson RC+8.0の3Dシミュレーターは、より洗練された描画へ進化し、視点移動や、オブジェクトの移動もより簡単になりました。わかりやすく可視化された仮想環境で、レイアウト構想、プログラム、さらにデバッグまで作業を効率的に進めることができます。架台、フィーダー、ハンド、ワークなど、用いるコンポーネントのCADをインポートできます。ロボットの動作だけでなく、周辺との干渉、さらには画像処理の実行やカメラ視野の確認が可能です。
【3Dシミュレーターでできること】
- サイクルタイム計算
→ 実際のロボットと同じプログラムを実行し計測 - オフライン開発
→ 実機がなくても、プログラム作成とデバッグが可能
→ デバッグされたプログラムは、実機に直接展開可能 - 画像処理シミュレーション
→ 画像処理とその入力をシミュレーター内で使用可能 - 録画・再生
→ 静止画や、動画を簡単に作成でき、より確実に装置コンセプトを共有可能 - 動作チェック
→ 周囲との干渉を確認でき、機種選定や動作生成が容易に
→ ロボット動作の軌跡を表示でき、オフラインティーチングやデバッグが容易に
ウィンドウレイアウト
オフィスでも現場でも、最適な作業環境を
自在なウィンドウレイアウトで、デバッグに必要なさまざまな情報を効率的に確認できます。一覧性を良くするために変数表示、タスク状態のウィンドウをドッキングしたり、フローティングでシミュレーター画面をマルチディスプレイに表示できます。好みのレイアウトの登録・呼び出しにより、シーンに応じてウィンドウを切り替えできます。
1、移動させたいウィンドウをドラッグします。
(例:シミュレーターウィンドウ)
2、ウィンドウを配置したい場所に移動させると、ドッキング候補を示す十字アイコンが表示される。
(上、下、左、右、タブ)
3、ウィンドウサイズを個別に調整する必要がなく好みのレイアウトへの変更も簡単です。ウィンドウサイズを個別にフィットさせる必要がなく、簡単にレイアウトを変更できます。好みのレイアウトを保存し、作業内容に合わせて適用することも可能です。
関連情報
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