オフィス丸ごとワイヤレス。会議の準備や片付けの手間を低減
「Webからプロジェクション」(販売終了製品)
Webブラウザーを開いて、同一イントラネット内にある常設プロジェクターを選択するだけでワイヤレス投写を実現。
会議やプレゼンの準備・片付けをスムーズにするだけでなく、プロジェクター用ケーブル管理の手間も軽減できます。
ワイヤレス接続により会議の効率化、進行の円滑化を達成。
同時に総務部の管理工数も削減され、社内の働き方改革が進んだ
「ケーブルを挿すのと同じような分かりやすさを目指して」
セイコーエプソン株式会社
IT推進本部
IT基盤企画設計部
伊藤 春奈
セイコーエプソン株式会社
IT推進本部
IT基盤企画設計部
平川 里奈
セイコーエプソン株式会社
IT推進本部
IT基盤企画設計部
エキスパート
常安 弘之
セイコーエプソンIT推進本部の常安、平川、伊藤の3名が、Webからプロジェクション開発の背景を次のように語った。「弊社では以前より、働き方を変革する“会議室改革”を目指して、プロジェクターのワイヤレス化を試みてきました。ですが、接続の際にアプリを起動しIPアドレスを指定しなければならないという面倒さから、思うように普及が進みませんでした。求められたのは、ケーブル接続と同等の分かりやすさです。そこでシンプルで簡単な操作を突き詰め、3ステップで接続を完了できることを前提として本サービスを開発しました。結果として管理の負担も減らすことができ、弊社各事業所含む、全会議室への導入を達成しています。」
簡単接続とシームレスな切替がスムーズな会議進行を実現した
エプソン販売株式会社
コミュニケーション推進部
閏間 咲子
実際にWebからプロジェクションを利用するエプソン販売コミュニケーション推進部の閏間がその導入効果について語った。「Webブラウザーを開いて、Webからプロジェクションのページにアクセス、会議室を選択するだけでプロジェクターに接続できるため、ケーブル接続を行うユーザーはほぼゼロになりました。会議参加者がそれぞれのパソコンからプロジェクターを利用する場合でもケーブルを差し替える必要がなく、利用者間の表示切替も瞬時に行えるようになりました。延長ケーブルなども不要になったので、席移動の必要がないスムーズな会議が実現しています。ケーブル接続という、物理的なセッティングが不要なので、会議開始前、開始後の準備時間の軽減を実感しています。それだけでなくワイヤレス接続ならではの機能活用による会議変革も感じています。例えば、アイデアやプランを比較・検討するシーンでは「分割表示機能」を使い会議参加者のパソコンの画面を一度に4画面分表示する事により意思決定をスピーディーに行っています。Webからプロジェクションは、弊社が目指している“会議室革命”に大きな影響を与えていると思います。」
各会議室に設置されているプロジェクターは会議室番号で登録されている。利用者はWebブラウザーを開いて「Webからプロジェクション」のページにアクセス。使用する会議室を選べばワイヤレス接続ができる。尚、他の会議室への誤接続防止の為に接続時にプロジェクターに表示された4桁のキーワードを入力する配慮を加えている。最大50台までの端末接続が可能で、任意の4台を4分割表示できる。
ユーザーサポートの要求が減り、総務の管理工数が削減された
エプソン販売株式会社
総務部 係長
相原 郁夫
ケーブルや使い方に関するサポートと、会議室に
設置された機材の管理に関する総務の負担も
軽減された
会議室とそのシステムを管理するエプソン販売総務部の相原からみても、導入のメリットは非常に大きいと語った。「総務の立場からみたプロジェクター運用に関連する業務負荷は、接続関連のサポートと機材管理があげられます。「ケーブルの断線・紛失の対応」、「パソコンとの接続方法の問合せ対応」、これらは、総務が行うべき他の業務を妨げる要因ともなっていました。
しかし、Webからプロジェクションの導入によって状況は大きく変わりました。ケーブル関連の問い合わせが減っただけでなく、ネットワーク上から機材や稼働状況を管理できるようになり、管理工数や資産管理の手間が軽減されたのです。また、だれでも簡単にワイヤレス接続が可能なため、利用方法は口コミで広がり、パソコンとの接続方法に関する、問い合わせは無くなりました。多くの社内コンテンツを扱ってきましたが、利用率は最も高いと思います。」
より良いアウトプットを実現する会議を目指して
Webからプロジェクションは、エプソンのビジネスプロジェクター現行モデル全機種に対応(注)している。そして、最大3万2000台までのプロジェクターを登録することが可能。この数は、実際の運用を考えるとほぼ無限といって差し支えない。これだけの数になるとシステム管理面の負担が懸念されるが、実際には運用ルールのもと、プロジェクターごとの名称をしっかり設定してしまえば、容易に登録が可能。導入、運用、コストに関する配慮した製品となっている。
最後に、セイコーエプソンIT推進本部の常安、平川、伊藤の3名が、今後の展望について語った。「ケーブルに関するわずらわしさから解放されることで、みなさんにプロジェクターをもっと活用してもらいたいですね。今後は、会議室の機材全てを管理・活用できるようなシステムへと発展させていきたいと考えています。仕事のためのアウトプットをより良いものにすることが会議の目的ですから、そのような働き方改革を推進できるサービスを提供できるよう取り組んでいきたいと思います。」
(注)EpsoniProjection対応機種。機種によってはオプションの無線LANユニットが必要です。
詳しい動作可能環境および対応機種についてはこちらをご覧ください。
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