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大正2年に創立された本校は、「正義を重んじ、誠実を貫く」を教育方針とし、千里丘陵に広がる、広大で緑豊かな関西大学千里山キャンパスに隣接し、阪急千里線関大前駅から徒歩3分という利便性に優れた絶好の教育環境を備えている。ゆとりある学園生活の中で、自らが取り組みたいことに全力で取り組みながら、協調性、礼儀の重要性、他人との接し方など、人間として社会生活を営む上で必要となる基本的なスキルも身につけてほしいと考える。
ICTを充実させるため、平成27年度よりエプソンの電子黒板機能内蔵プロジェクターを全教室に導入した。
2013年度より、教材配信システムを導入し授業でのICTの利活用を進めてきた。しかしながら、なかなか活用が進まなかったと情報主任の早瀬教諭は言う。先生方へのヒアリングを通じて分かったことが2つ。1つは、画面サイズ。各教室に導入されているデジタルテレビは42インチのため、教材を提示しても小さくて子どもたちに見えずらい。2つめは、TVに教材を写すことしかできず、かつノートパソコンを操作しながらの説明が煩わしいことだった。そこで、2014年度から本格的にICT整備の検討を始めた。
当初、アクティブラーニングルームを設けて、ICTの効果を検証し、その後複数年かけて学年ごとに整備することを検討していた。
しかし、導入年度が異なると「機種のばらつき」による操作性の違いで教員が混乱することを懸念していた。そこで、それらのリスクを避けるため、2015年度全教室へ一括整備に踏みきった。
整備に向けてこだわったことは、
これらを実現できるのは、プロジェクタータイプの電子黒板。そして、ストレスの無い操作性やパソコンなしで書き込める機能など全ての教員が簡単に使えると判断し、エプソンを採用した。
「電子黒板を導入したことで、生徒と教員の双方に活用効果を実感している」と語るのは、英語科の森川教諭。デジタル教材を黒板上に直接投影することで、従来の板書時間を大幅に削減ができた。そして、投写面上に、チョークで直接書き込みができ、黒板全面を活用できるので、従来の板書スタイルを崩さず、分かりやすい授業を実現できている。
さらに、電子ペンで投影面上の教材が直接操作できることで、生徒に背を向けることなく、生徒一人一人の表情を見ながら授業を進行できるので、リズムの良い授業を実現でき、生徒たちの集中力向上にも繋がっていると、実感している。
ICTを活用するために大事なことは、難しいことをしようとするのではなく「従来の授業をより良くするための道具」と意識することが大切。
21世紀スキルの習得や、大学入試制度改革など教育現場はこの数年が大きな変革期に突入すると三ツ石教頭先生。子どもたちへ能動的な学びを提供するにはICTは必須。電子黒板を導入して1年、まだまだ手探りな状態なのは事実だが、活用している教員からは授業の効率化や、子どもたちの興味関心が高まったと一定の効果を実感している。今後は、研修会を開催したり、教科担当ごとでの教材共有などを推進して、より良い授業を実現していきたい。
導入以前は、授業中に、すべての本文を板書することは困難であり、ポイントとなる文節のみしか板書ができなかった。導入後は、教材を瞬時に提示することができ、その上に直接チョークで書き込みすることができるので、従来の授業スタイルを維持しながら効率化が図られている。
事前に本文をパワーポイントで作成することで、板書の時間が大幅に短縮され、テンポのよい授業進行につながっている。
食物連鎖について、具体的な生物の映像を大きく映して説明を行うことにより、テーマに対する生徒の興味を掻き立てる。結果、授業の理解度が向上する。
必要な資料を画像データ化し、USBメモリの中に収録しておくことで、パソコンを持ち込む必要がない為、短い休み時間の間に準備を完了することができ、スムーズに授業に入ることができる。
歴史の出来事を説明する際、資料を用いての地理的位置の確認、出来事と関連したテレビドラマの一場面を見せるより、テーマに対する生徒の興味関心の向上に役立っている。
これまで、同様の授業をするためには、機材の準備が大変だったが、教室にプロジェクター、スピーカーなどの映像・音響設備が常設されているため、準備の煩わしさが軽減され日常的な活用が可能となっている。
電子黒板から投写された地図などの資料上に、偏西風の流れなどをチョークで直接書き込みを行うことで、生徒の視覚に訴える効果がある。
必要な資料を画像データ化し、USBメモリの中に収録しておくことで、パソコンを持ち込む必要がない為、短い休み時間の間に準備を完了することができ、スムーズに授業に入ることができる。
生徒と同じ問題集を大きく提示することで、どこの解説を行っているかが、視覚的に分かり、指示がより伝えやすくなった。
予めUSBメモリ用意した教材を、直接電子黒板に投影できるので、パソコンが無くても書き込める電子黒板機能を最大限活用している。さらに電子ペンの特長を生かし、異なる色を瞬時に切り替えて、重要なポイントを書き示すことで、子どもたちの理解度向上につながっている。
教職員数:約85名
生徒数:(高)1,196名(中)725名
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