導入事例　株式会社フェリーさんふらわあ 様

船内のデザインを活かした迫力ある映像演出で、お客様からも驚きの声が。

「さんふらわあ くれない・むらさき」のアトリウムでは、階段部分が3フロア分の吹き抜け構造となっており、天井部分にはEB-L30000Uを、3階部分の透明スクリーンにはEB-L1755Uを用いて臨場感のあるプロジェクションマッピングをお楽しみ頂けます。

「さんふらわあ くれない・むらさき」は国内初のLNG燃料フェリーであり、環境に優しく、内装も～復活ときずな～をコンセプトに、親子3世代が家族のきずなを再確認できる場を提供したいという想いが込められています。これまでも、船旅という非日常の空間を気軽に楽しめる「カジュアルクルーズ」における演出の一つとして、プロジェクションマッピングは好評を博しており、本船でも導入を決定いたしました。

機器選定には、ゼロオフセットの極短焦点レンズの有無が大きく影響しています。
天井へのプロジェクションは、初期には床から投写する案もあったのですが、アトリウムのスペースが狭くなるため、壁面から超短焦点レンズを組み合わせ、天井全体に投写する形を採用しました。また、船内の揺れや振動に対しては、造船所からのアドバイスを活かした専用金具により、プロジェクションの精度を保つことができる設計がされています。

コンテンツの数を増やしていくことはもちろんですが、気軽に楽しめるエンターテインメントとしてプロジェクションマッピングを活用して、「星空教室」や音楽イベントにも応用することができたら面白いのではないかと感じます。このほか、自治体との連携コラボレーションイベントなどを通じて、新たな交流を生み出し、地域創生に貢献することも目指しています。こうした活動にもプロジェクターを活用できると期待しています。