業務部
マネージャー
冨田誠司さん
用途:地下駐車場床面への制限速度表示、注意喚起
博多リバレイン管理株式会社は、リバレインセンタービル、博多座・西銀ビル、ホテルオークラ福岡ビルの3棟からなる大型複合商業施設「博多リバレイン」のビル管理会社。その博多座・西銀ビルの地下駐車場は同ビル関係者のほか、博多座の来場者も使用。安全確保のため、2019年3月よりEV-105を用いた制限速度表示が行われている。今回は同社の冨田誠司さんにEV-105の導入の経緯や効果などについて伺った。
地下駐車場の床面に制限速度を投写し、駐車場利用者の速度超過を防止。場内の安全確保に努めている。光による表示で看板などよりも視認性が高く、表示に変化を付けられるため見落としも防止できて効果的とのこと。
天井の梁に隠すように設置し、
運転者の視界に直接光が
入らないように工夫。
限られたスペースだが
問題なく設置できた。
駐車場の一般利用者から、場内でスピードを出している車両が見受けられ危険だとの指摘をいただき、その対策として時速8kmの制限速度をわかりやすく表示する方法を模索していました。初期の案としては、①床面に塗料で文字を書く、②床面に制限速度を記したシールを貼る、 ③看板を立てる、といった方法が挙がっていましたが、①は塗料が乾くまで駐車場の運用を休む必要がある、②はクルマが文字の上を通るためにシールがはがれてしまう、③は空間の高さを確保する必要があり、目立つ場所に設置できないといった問題点がありました。もっと良い方法がないかと思案していたところ、プロジェクターで床面に文字を投写する方法もあるとの提案をいただき、検討を開始しました。
検討事項としては、現状の照明下で文字がクッキリと視認できる明るさが確保できるか、限られた設置スペースに納められるか、利用者に直接光が当たって眩しさを感じることがないかといった点がありました。そこでEV-105を現場に持ち込み確認したところ、十分に文字が視認できる明るさで、設置スペースも問題ないことが確認できました。眩しさも、駐車場内天井部の梁に隠して設置すれば視野の邪魔にならないことがわかり、導入を決定しました。
モノクロの文字と、
カラーのピクトグラムを
5秒ごとに切り替えて表示。
その変化により
注意喚起を促している。
今のところトラブルなく運用できており、お客様からも表示や制限速度に関連したご指摘も頂いておりませんので、想定した効果が出ているものと思います。運用は、電源のオン・オフを本体のタイマーで行っていることもあり、日常のメンテナンスは問題なく投写されているかを目視する程度。表示するコンテンツもEV-105本体にデータを入れたSDカード※を挿入しての運用で、電源以外の配線が必要ないのもメリットだと感じています。そのコンテンツデータはプレゼンテーション用ソフトウェアなどを用いて簡単に作成可能。この点は、今後活用していく上でメリットになると思います。レーザー光源なので寿命が長いのも魅力です。また、タイマーを使うことで、表示する効果が高いと思われる時間帯(7時から19時など)に投写するといった工夫が可能なので省エネ化が期待できるのも魅力的です。今回に限らず、設置場所によっては、お子様の車内放置や防犯に関する注意喚起などにも使えるのではないかと考えています。
(注)ソフトウェア「Epson Projector Content Manager」を利用すると、画像や動画をプレイリストに追加して、外付けデバイスに保存できます。
レーザー光源がもたらす |
3LCD方式ならではの |
安心して使用できる |
天井や床などへの投写 |
(注1)購入後3年または20000時間の早い方となります。
所在地:福岡県福岡市博多区下川端町3-1
最寄駅:福岡市地下鉄空港線・箱崎線 中洲川端駅直結
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