360度プロジェクションマッピングにより、VRゴーグルを使わずとも、没入感のある仮想空間を実現できました
導入製品:
EB-PU1007W×4台、ELPLX01WS×2台
ELPLU03S×2台(360度プロジェクションマッピング)
EV-100×11台(インタラクティブサイネージ)
導入事例を動画でご紹介
高輝度プロジェクター導入事例
導入製品
コンパクトなサイズ・パワフルな輝度を両立する高輝度モデル
モデル名:EB-PU1007W
価格:オープンプライス 明るさ:7,000lm
導入製品(抜粋)
投写面を広くカバーできる
超短焦点ゼロオフセットレンズ
モデル名:ELPLX01WS
価格:オープンプライス
照明用ダクトレールに
設置可能なライティングモデル
モデル名:EV-100
(販売終了品・後継機種 EV-110)
導入課題
- 複雑な機器構成では扱いにくい
- メンテナンス性を高めたい
- 導入コストを抑えたい
導入効果
- 各壁面1台ずつのシンプルな構成
- 天井中央に機材をワンストップに集約
- 超短焦点レンズで機材数を低減
シンプルで扱いやすい360度プロジェクションマッピングを実現
11m(W)×6.4m(D)×7m(H)の広さを有する崇城大学IoT・AIセンターメタ空間スタジオの様子。
4台のプロジェクターによるプロジェクションマッピングで、大きな3D仮想空間を創出し、
そこにリアルな人間が飛び込めるというコンセプトのスタジオとなっている。
メタバースをリアルで表現し、リアルとバーチャルの行き来ができる空間にすることが目標。
導入背景
星合教授にプロジェクター導入に至った経緯について伺いました。
「IoT・AIセンター」は、DXやそれによるイノベーション実現のための、熊本における拠点となる場所を目指して設置しました。
そして最先端技術を学ぶだけでなく、協力いただいている自治体や企業に課題を持ち込んでいただいて、実際に課題解決する場となっています。
センターには、目的ごとのスタジオを設置していますが、仮想空間デザインコンテストの開催に向けてメタバースや空間技術を学べる「メタ空間スタジオ」を作ることになりました。
4壁面に映像を投写して大きな仮想空間を作り出すため、プロジェクターが必要になりました。
選定理由
機材の選定について天田さんに伺いました。
当初、機材は6台を想定し、性能やコスト面などからエプソン製を決めていました。そこで、機材の設置位置などをエプソン販売のエンジニアに相談。天井中央にプロジェクターを集中配置して超短焦点レンズを用いることで、4台のプロジェクターで対応可能という提案をいただきました。この提案では、台数が4台に減ったことで導入コストが抑えられる。機材の集中配置によって、部屋の中央部にローリングタワーを立てるだけで4台全てのメンテナンスが可能で、設置後の維持管理も容易。台数が少ないことで、映像制作の際の使い勝手も向上。といったような、多くのメリットも総合的に考慮されており、これらが導入の決め手となりました。
崇城大学 情報学部
情報学科 教授 博士(工学)
IoT・AIセンター長
一般社団法人SCBラボ 所長・理事
星合隆成さん
崇城大学 非常勤講師
一般社団法人 SCBラボ 理事
一般社団法人 ジョブラボぐんま 理事
小保方貴之さん
株式会社ラストイズム
代表取締役/CEO
天田高人さん
天井中央部に取り付けられた4台のEB-PU1007W(写真・左)。
部屋の長辺方向の2台には超短焦点ゼロオフセットレンズのELPLX01WS(同・右)、
短辺側の2台には短焦点レンズのELPLU03Sを組み合わせて4壁面全体に投写する。
「VRゴーグルなしでの仮想空間を新たなDXの実現に活用します」
導入効果
小保方先生によると、導入後に実際に映像を投写してまず関心したのは、明るさと色鮮やかさ、壁面全体を映像が余すことなくカバーしていた、という2点だったといいます。
これらは、1台あたり7,000lmという十分な明るさがあり、かつ3LCD方式が採用されていることが効いています。さらに超短焦点レンズを用いることで短い距離でも壁面の広い範囲をカバーできたのです。その後、学生による仮想空間デザインコンテストが行われるなど、様々な活用がなされているが、システム構成がシンプルで扱いやすいため、「実際に映像制作を行った学生からも好評で、学生たちによってシステムを発展させる余地が残っているのも魅力」と小保方先生は話します。
加えて、星合教授によると、メタ空間スタジオを含む、IoT・AIセンターは学生からの評価も非常に高く、情報学部の顔となる施設として認知されているとのこと。高校からの見学も多く、学部や大学における受験者数の向上にも、大きく寄与しているとのことです。
今後の展望
「IoT・AIセンターは、本学の学生に限らず、地域に開かれた施設を目指しています」と星合教授は話します。実際に、企業や自治体、地域の小・中・高校などによる視察が最近増加しているとのこと。
本センターは、そうした多くの人々のアイデアにより多様に発展していく、イノベーティブな空間を目指しているのです。
メタ空間スタジオは、今は主にプロジェクションマッピングを活かした空間演出を学ぶスタジオとなっています。
ですが、今後このスタジオは、AI技術などを盛り込むことで3D仮想空間とし、メタバースを原寸大で体感できる空間に発展して行くのです。
星合教授は「エプソンのプロジェクターを含む本システムやスタジオの役割は、今後さらに重要なものになる」と語っています。
そのほかの導入事例
床面へのインタラクティブなサイン投写を、IoTの研究や学習に活用
崇城大学IoT・AIセンターでは「メタ空間スタジオ」のほか、「ナビゲーションスタジオ」でもエプソンのプロジェクター、EV-100が11台稼働しています。
ここでは、壁面に配置された映像によるパネルを操作することで、IoT・AIセンターにあるスタジオの紹介やスタジオまでの道案内が体験できるようになっています。
導入事例PDFダウンロード
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(約2.62MB)
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