使用機種:EB-L1100U/EB-L1300U、ELPLX01/ELPLU03
用途:プロジェクションマッピング
大ホールや講堂で、明るさと迫力の高画質を。
信頼性や静音性にも優れたレーザー光源の4K対応モデル
EB-L1100U/EB-L1300U
製品の詳細はこちら
ELPLX01
製品の詳細はこちら
ELPLU03
天井、エレベーター、床の全面に映像が投影されている
エレベーターのボタンを押すと、動物たちが動き始める
天井には青空が投影されている
エプソンを感じるオフィスエントランス
2017年8月下旬から施工を開始し、9月26日に新オフィスエントランスのオープンとなった。エレベーターホールに17台、ショールームに12台のプロジェクターを用い、360度プロジェクションマッピングの空間演出を行った。センサーを用い、所々にインタラクティブな遊び要素も取り入れている。本空間演出の実現にご協力頂いた株式会社タケナカ 長崎専務に話を伺った。
株式会社タケナカ 専務取締役
長崎英樹
エプソンでは「Exceed Your Vision」と掲げ、お客様に「驚きや感動」をお届けすることを約束されている。また、企業のスローガンとして中期ビジョンである「Epson 25」の中で、感動の映像体験と快適なビジュアルコミュニケーションを創出し続けると制定されている。
しかし、それらをお客様に直接お伝えできる場が少ないとのことで、会社の顔となるオフィスエントランスでエプソンの中期事業戦略を体現したいとご依頼いただいた。加えて、29Fを訪れたお客様がショールームへも足を運んでいただけるような仕組みを取り入れられたいとのことだった。
そこで我々は、「EPSONのGlobe -EPSONが創ってきた地球、そして未来の地球-」をテーマとした空間演出をご提案した。「Nature」「Art」「Contemporary」と3パートに分け、それぞれ「エプソンの歴史」「エプソンの高感度」「世界に通じるエプソン」を表現する。オフィスエントランスを訪れたお客様に、エプソンとは何なのか感じていただけるだろう。また、エレベーターホールからショールームへと繋がった演出をすることで、29Fを訪れたお客様が自然とショールームまで足を運びたくなるような仕組みもご提案した。
プロジェクターとしては、エレベーターホールに17台、ショールームに12台を選定した。
高画質・高設置性・高信頼性のレーザー光源Lシリーズ
今回、EB-L1300U/EB-L1100Uを選定したポイントは3点ある。
EB-L1300U/EB-L1100Uは3LCD技術が採用されており、他社のプロジェクターと比較するとカラーが明るく、色の再現性も高い。そのため、色鮮やかなコンテンツを用いるプロジェクションマッピングとの相性が良かった。
今回はエレベーターホールとショールーム受付という狭い空間の中で、より高画質な映像表現実現の為に、29台ものプロジェクターを使用する必要があった。軽量・小型でありながら8000/6000ルーメンの明るさを発揮できる。EB-L1300U/EB-L1100Uは最適なプロジェクターであった。また、オフィスビルは空調設備や建物の梁などの干渉物が多く、プロジェクターの設置位置が限られている。その中で全面に投影することができたのは、プロジェクター本体に搭載された幾何学補正機能と幅広いレンズラインナップとレンズシフトの力が大きい。
無機素材を採用したレーザー光源モデルにより、3年または20000時間のメンテナンスフリーが実現されている。そのため、プロジェクターを天井に埋め込むことが可能になり、自然な見た目にすることができた。
今回、レンズはELPLX01を中心に使用した。中でも注目したいのは、エレベーターホールの天井投影用プロジェクターだ。ELPLX01のゼロオフセット投影とレンズシフト機能を存分に活かすことで、このような位置から天井全体に投影することが可能になった。投影面からは想像つかないような位置にプロジェクターがあったため、「天井はどこから投影しているのだろう」と不思議に思われているお客様も多くいらっしゃる。
EPSONの商品が組み上がり、壁に投影される。お客様との会話も弾む。
レンズはELPLX01を使用し、至近距離から壁に投影している。 |
足跡の上に立つと、光が広がりお客様を歓迎する。 |
空間を超える映像体験
EB-L1300U/EB-L1100Uの機能を存分に生かすことで、空間を超える映像体験を創出することができた。エレベーターを降りた瞬間に広がる世界に、驚きや感動の声をあげるお客様も多く、お客様に「驚きや感動」をお届けするという課題は達成されたのではないだろうか。
また、「自然と立ち寄りたくなるショールーム」という課題についても、効果が見られている。エレベーターホールの床面には川が流れ、エプソンのコア技術がショールームへ流れていく。それを辿っていくと、ショールームへたどり着く。映像を見ながら、自然とお客様をショールームにご案内することが可能となっているのだ。
また、ショールームの壁に手をかざすと、華やかな演出と共にエプソン商品が投影される。これによって、お客様との会話も弾んでいる。
更に、ショールームの中に展示されている実商品に、興味を持っていただくきっかけにもなっている。
技術の進歩と、プロジェクター用途の多様化
プロジェクターの技術の進歩とともに、プロジェクションマッピングの需要も高まっている。大型のものだけでなく、ローカライズしたイベント。
また、仮設のイベントのみでなく、常設のマッピング。コト消費の時代に合った、マッピング+αの空間演出。
加えて、以前はプロジェクターと別にソフトフェアを利用して調整を行っていたが、プロジェクターに付随するジオメトリ補正が非常に進歩したため、ソフトウェアを使わずして精度の高い調整をすることが可能になった。これには、今回の弊社の技術担当者も驚くほどであった。
さらに、レンズの進歩も著しく、超短焦点レンズによって投影面とプロジェクター間の距離はどんどん短くなり、様々な場所に設置しやすくなってきている。
これらの機能の進歩は今後も続き、様々な用途でプロジェクターが利用されるようになっていくだろう。
(注)本サービスは、YouTube™のサービスを使って提供いたします。
YouTubeは、Google Inc.の登録商標です。
使用機種:EB-L1100U/EB-L1300U、ELPLX01/ELPLU03
用途:プロジェクションマッピング
所在地:東京都江東区大島2-32-8
URL:http://www.takenaka-co.co.jp/EG(EPSONと地球「Globe」)の企画に始まり、コンテンツ制作から機材のシステム構築・設置・調整などソフトとハードを合せたトータルソリューションプロバイダーとして参加。
本内容は、PDFでもご覧いただけます。
PDFファイルをご覧いただくためには、Adobe® Reader®が必要です。
左のアイコンをクリックしてダウンロードいただけます。
(注):Adobe、Reader、Get Adobe Readerロゴは、Adobe Systems Incorporatedの登録商標または商標です。
製品に関するお問い合せ・資料請求
プロジェクターインフォメーションセンター
050-3155-7010
受付時間:月曜日~金曜日 9:00~17:30(祝日・弊社指定休日を除く)
(注) | 上記電話番号はKDDI株式会社の電話サービスを利用しています。 上記番号がご利用いただけない場合は、携帯電話またはNTT東日本、NTT西日本の固定電話(一般回線)からおかけいただくか、042-503-1969までおかけ直しください。 |