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セミナーの告知方法はさまざまですが、効果的に集客するためにセミナーのチラシを制作してみてはいかがでしょうか。セミナーの趣旨や概要・開催要項などを1枚のチラシにまとめ、手に取って見てもらうことで、セミナーに対する安心感を与え、より多くの方の参加が期待できます。
そこで今回は、セミナー告知にチラシを活用する際のコツについてご紹介します。
集客のためにはセミナーのターゲット層を絞り込むことが一般的です。例えば「ビジネスマナーに関するセミナー」の場合、新入社員などの若手がおのずとターゲットになるでしょう。また「経営戦略の構築に関するセミナー」の場合、経営者層や経営・企画に関わっているビジネスパーソンが対象になります。
このようにセミナー企画時にターゲットの設定を行いますが、チラシを読んでもセミナーの対象者が不明確な場合も少なくありません。誰に向けたセミナーなのかが伝わらないと、チラシを受け取った人は「自分には関係のないセミナー」と判断してしまいます。
これを防ぐため、「どのような内容のセミナーなのか」「どのような人が参加すると良いのか」など、セミナーのターゲットが一目で分かるようなチラシにしましょう。
セミナーのターゲットを伝える方法の1つは、タイトルの付け方を工夫することです。
・現場のリーダー・中堅社員対象、コミュニケーション・チームワーク講座
・企業経営に関わる方のための戦略企画講座
上記のようなセミナータイトルを付け、チラシに明記することでターゲットとなる層の注目を引きやすくなるでしょう。
チラシのデザインもターゲットを意識したものにすることをおすすめします。チラシに画像を入れる場合は、ターゲットが好む画像を選ぶようにしてください。ターゲット属性に近い人(例えばターゲットと同性や同年代)が周囲にいれば、制作したチラシに目を通してもらうと良いでしょう。
先の項目では、ターゲット層に寄せてチラシを作成することの重要性についてご紹介しました。ここでは、セミナーのチラシに記載して効果的に訴求するための「キャッチコピー」の作り方についてご紹介します。
たとえ受講無料のセミナーであっても、受講するためには交通費と時間がかかります。そのため、それに見合ったメリットを示さなければ集客につながりません。「セミナーで何を習得できるか」「セミナーが具体的にどのようなことに役に立つのか」というメリットを必ず記載するようにしましょう。
例えば、職場のリーダーや中堅社員を対象とする、コミュニケーションに関するセミナーの場合、
・メンバーの視点に立ったコミュニケーションができるようになる
・感情的にならずに相手と意思疎通が図れるようになる
といったメリットが挙げられます。ターゲットが抱えている問題や解決したい課題を洗い出し、セミナーを受講するメリットを考えてみましょう。
どの企業もセミナーを開催して集客を図ろうとしています。他社のセミナーではなく自社のセミナーに来てもらうための工夫が必要です。セミナーで得られるメリットをキャッチコピーで表現するだけでは、「他に同じようなセミナーがあるから、わざわざ参加する必要はない」と判断されてしまうため、セミナーの特色や実績を説明するコピーを入れるようにしましょう。
・○○業界の第一人者が直接指導
・○○新聞でセミナーが紹介された実績あり
このようなコピーを入れることで、自社のセミナーに足を運んでもらえる確率が高くなります。
セミナーに参加することでどれくらいのメリットを得られるのかを記載することで、参加しようというモチベーションを高めやすくなります。具体性をアップさせるためには、コピーに数字を入れることが有効です。例えば、以下のようなコピーが考えられます。
・売り上げ10%アップを実現
・作業効率を2割高める
単に「売り上げアップ」「作業効率を高める」と書いても、ありふれたコピーになってしまい、読む人の心に響くコピーにはなりません。しかし、具体的な数字を入れることで、説得力を持たせることができます。ただし、数字を入れる場合は、数字の根拠を尋ねられたときに答えられるようにしておく必要があります。
セミナータイトルやキャッチコピーでの訴求力アップ以外にも、チラシならではの集客向上ポイントがあります。ここでは、チラシでセミナーの集客効率をさらに上げるポイントについてご紹介します。
チラシにセミナーの魅力を考えて記載しても、チラシを読んだ方に十分に届かないということも少なくありません。セミナーの良さやメリットをアピールするためには、セミナーの魅力をできる限り具体的に記載するだけではなく、セミナー受講者の生の声を載せることも効果的です。
そのため、セミナー後に毎回アンケートを実施し、セミナーに対する好意的な感想を選んで「セミナー受講者の声」としてチラシで紹介すると良いでしょう。アンケートは、セミナーに対する満足度の把握やセミナー内容の改善に生かせるというメリットもあります。
前の項目までのポイントを押さえておくことで、訴求力の高いチラシを作成できるでしょう。
しかし、最終的にセミナー参加の意思を促すには「最後の一押し」が重要です。以下の方法でセミナー参加への迷いや不安を解消しましょう。
・参加費の早期割引特典を付ける
・セミナー講師の写真や実績を掲載して信用を得る
・セミナー後のアフターフォローの仕組みを設ける
上記の方法を取り入れることで、セミナー参加への意思決定を促すことができます。「参加料金が高いので、参加しようかどうか迷っている」「セミナーの開催日はまだ先だから、開催日が近づいてから参加・不参加を決めよう」「信用できる講師が教えてくれるのだろうか?」「セミナーを1回受講しただけでは何も学べないのでは?」などの迷いや不安を解消できます。
チラシの中で受講を勧める記述も重要になってきます。「詳しくはお電話でお問い合わせください」「まずはメールで資料請求を」などと記載があると、受講してみようかという意思に水を差してしまいます。これでは「申し込むまでに、まだひと手間かかるのか……」と、多くの方が思ってしまうでしょう。
それを防ぐためにもチラシの最後に必ず、具体的な受講申し込みについて記述するようにしましょう。インターネット上に申込フォームが用意されているなら、そのURLをはっきり記載します。また、電話で申し込みを受け付ける場合は「申込専用お電話番号」と書き、その受付時間なども添えておくと良いでしょう。
今回は、セミナーの集客アップにつなげられる、効果的なチラシの作り方についてご紹介しました。競合他社もセミナーを開催している中で、自社のセミナーに足を運んでもらうためには、チラシを活用した集客が有効です。一目でセミナーのターゲットが分かるチラシにする、目を引くキャッチコピーを入れるなど、チラシの作り方を工夫してみましょう。