夕日をあびて
宇津木 愛子

夕日をあびて

作品コメント

お風呂上がりに綺麗に夕日があたり、撮影しました。かわいい影とどこか懐かしい色味が気に入っています。

ゲスト写真家コメント

河野 英喜

夕方の順光は本当に美しい光ですね。涼しげな表情に対し、立ち姿の足のポーズがまるでモデルのようでとても可愛らしいです。広角レンズを使用されたのでしょうか、お子さんが画面に大きく映り、影が小さくシャープに描かれていて、その対比が不思議で印象的です。この優しい光と柔らかな色合いを活かしながら、これからもどんどん撮影を楽しんでください。瞬間を大切に切り取るその感性が光る一枚です。
富士山と満天の星
梅澤 信彦

富士山と満天の星

作品コメント

富士山麓の宿、午前3時に月が沈むと窓の外は満天の星でした!

ゲスト写真家コメント

上田 晃司

とても美しい写真で見入ってしまいます。満天の星空と富士山、そして周りの木々と雲がとてもバランスが良い作品です。画面の約1/4に富士山と周りの情景を入れ、3/4を星空にすることで空の高さや広さが感じられます。また、写真から静けさが感じられとても幻想的です。
はざま
浦﨑 正江

はざま

作品コメント

実りの秋、一ヶ所だけ水の張られた田んぼがあり、土手に咲く彼岸花、夏草、刈残されたモロコシ、それぞれに夏から秋への移ろいの間(はざま)を感じました。早朝で風も無く、鮮やかに映り込む彩に感動しつつ写していました。

ゲスト写真家コメント

萩原 れいこ

夏から秋へ移ろう狭間の風景。派手な色の彼岸花に目がいきがちですが、夏草やモロコシの表情にも視線を注ぎ、丁寧に撮影された温かい眼差しに心打たれます。この季節に水を張る田んぼは珍しく、素敵な場所を見つけましたね。おそらく小さな田んぼだと思いますが、静かな水面の映り込みがとても印象的です。暗い背景を選び、光が当たった部分を際立たせることで、季節を謳歌する植物たちの歌が聴こえるようです。
涼しさ全開!
うりなお

涼しさ全開!

作品コメント

横浜で開催した花火大会。25分で2万発の花火は、これでもかとバンバン打ち上がり、とても感動的でした。

ゲスト写真家コメント

コムロミホ

花火の線一本一本がとてもシャープで繊細に表現できています。ドーンと大きく上がる迫力と、あっという間に散ってしまう花火の儚さも感じられます。目の前の大きな花火をこんなに美しく表現できたら、「最高の一枚」ですね。
翼の美
am3104

翼の美

作品コメント

初めて訪れたサファリパークで撮影したフラミンゴ。頭を隠して休んでいる様子と繊細な羽の模様に魅了されました。今でもその時の感動を思い出させてくれる一枚です。

ゲスト写真家コメント

鈴木 サトル

サファリパークのフラミンゴと言う事ですが、静かに休むその佇まいをシックに美しく表現されています。ホワイトバランス調整で全体をブルーでまとめたあたりに感性を感じますが、更には解像度も高く羽や色彩の様子も細かに描写されており、味わい深く鑑賞することができます。細部まで手を抜かず丁寧に仕上げられた印象です。
光る水玉模様
ekoo

光る水玉模様

作品コメント

"蓮の花と噴水。水玉のキラキラを撮りたくてシャッタースピードを上げて挑戦してみました。

ゲスト写真家コメント

萩原 れいこ

とても清々しくて気持ちがいい作品ですね。大小さまざまな水玉がキラキラと輝き、七色に光る水滴もあってうっとりとしてしまいます。あえて花ではなく手前の水飛沫にピントを合わせた演出がオシャレですね。シャッタースピードを上げて撮影されたそうですが、きっとたくさんシャッターを切ったことでしょう。水飛沫を夢中で撮影する時間は至福のひとときですが、ekooさんのワクワクした気持ちが伝わってきます。
熱演
江角 英之

熱演

作品コメント

予てより熱望していたブータンの祭りの撮影が実現し、国内を縦断して、3か所での祭りを撮影しました。この写真は首都ティンプーのタシチョ・ゾンで撮影しました。撮影場所を移動し、正面から動きのある踊りを狙いました。仮面舞踏の点では、私の地元の神楽と共通点が有ります。また、悪魔を退治するストーリーにも共通点が有ります。

ゲスト写真家コメント

河野 英喜

これは興味深い作品です。背景に観客を配してメインの演者を正面に据えた鉄板構図の作品で奉納中の躍動感ある姿・瞬間を捉えています。民族衣装も特色あって素晴らしいですね。ブータンの民俗芸能初めて拝見できました。
冬を隣る
海老原 慶

冬を隣る

作品コメント

実はこの前日にも登っていまして、その時は並の写真しか撮れず。その後雪が降り、再度ナイトハイクで登ったら、ご褒美をくれたのでしょうか。私が登山にハマる切っ掛けとなった一枚です。この一枚があったからこそ、今の私がいます。

ゲスト写真家コメント

萩原 れいこ

素晴らしい感動の一枚です。霧氷がびっしりと付き、蒸気が立ち込めていて、大変冷え込んだ朝だったのでしょう。浅間山麓の冬は厳しく刺すような寒さですが、それに耐え忍んだからこその絶景です。朝日が雲や雪原を染め上げ、オレンジ色から青色へのグラデーションにうっとりします。2日連続でナイトハイクされたようですが、きっと神様からのご褒美ですね。人生を支えた一枚に、運命を切り開くパワーを感じました。
明石大橋に沈む夕日
emi

明石大橋に沈む夕日

作品コメント

大阪スカイビルの空中庭園で撮りました

ゲスト写真家コメント

コムロミホ

真っ赤に焼けた夕日の神秘さと自然の迫力を感じさせる作品です。望遠の圧縮効果を利用することで、手前から遠くにある橋が圧縮され、迫力が伝わってきます。暖色に仕上げたことで、夕日に照らされた街並みの雰囲気も印象深くなっています。
関門海峡に大輪咲く
圓谷 浩

関門海峡に大輪咲く

作品コメント

関門海峡花火を観覧船から鑑賞しました。障害物のない海からの鑑賞は最高でした。揺れる船からの撮影は苦労しましたが、露光時間を1秒程度と短くし、ブレていないカットを採用しました。

ゲスト写真家コメント

コムロミホ

船からの花火は迫力がありますね。揺れる中での撮影は大変だったと思いますが、構図が丁寧です。大きく打ち上がった花火とタワーの対比により、花火の大きさが伝わってきます。空や海にも花火の色が反射して、とても幻想的な一枚です。
グリーンフラッシュ
ooitoshi

グリーンフラッシュ

作品コメント

夏の日差しが残る棚田の夕暮れ時雲が湧き上がり 夕陽に照らされて形を変え色を変えながら丘を越えて 私の居る棚田の方に迫りくる そんな光景を爽やかな風に吹かれながら飽きもせずに眺め撮影しておりました。

ゲスト写真家コメント

萩原 れいこ

上空の雲は夕陽に赤く染め上げられ、沈む雲は重たくうごめき、さまざまな雲が折り重なって印象的ですね。雲間から時折光が差したのでしょうか。寸光が深い緑の大地を照らし、とてもドラマティックな夕暮れです。流れゆく雲を飽きずにずっと眺めていたようですが、次々に形を変える雲の様子は心に深く刻まれたことでしょう。美しい空も一期一会で、二度と同じ空には出合えません。自然の美しさに感謝です。
夕立の後に
大内 進

夕立の後に

作品コメント

夕立が過ぎた後、雲間から太陽がのぞき素晴らしい光景を見せてくれました。苦労して槍ヶ岳に登った甲斐がありました。

ゲスト写真家コメント

萩原 れいこ

情熱的な色と躍動感あふれる雲が素晴らしいですね。槍ヶ岳に登り、夕立の後に出合った風景とのこと。登山中に雨に降られ、厳しい状況を切り抜けたからこそ感動もひとしおだったでしょう。頑張っていると、神様がご褒美をくれるものです。夕立のおかげで谷から雲が湧き上がり、まるで竜のように踊っています。雲の向こうに美しい空も見えて、最高のシチュエーションでしたね。感動がひしひしと伝わってくる一枚です。
けあらしの海
oakids

けあらしの海

作品コメント

防波堤へだてた内海と外海 波と雲の織りなす風景を一撮...

ゲスト写真家コメント

萩原 れいこ

思わず、すごい!と唸りました。一瞬荒波に飲まれるのではと思いましたが、背景は気嵐の表情のようですね。低く垂れ込めた荒々しい雲が、冬の厳しさを物語っています。防波堤に散る波飛沫や行き交う海鳥により、港の臨場感が伝わってきますね。そして、うっすら積もった雪と手前の白い前ボケが、冬の風情を感じさせます。防波堤で覗き込む人物の佇まいが良く、厳しい自然の中で生きる人たちの暮らしが垣間見えるようです。
おっ、咲き始めたな
大久保 優

おっ、咲き始めたな

作品コメント

今年の桜はなかなか咲かず、いつかいつかと待ち焦がれていました。ようやく咲いた桜を、通りがかった自転車の年配の方が、桜に気づく情景を撮影しました。

ゲスト写真家コメント

鈴木 サトル

一般的に桜を題材にされた写真は多いですが、桜だけを撮るのではなく、このように「桜のある情景」という写真にするとレベルは変わってきます。おそらく左のスペースを予め開けた構図にしておき、そこに人物が来るのを待って撮影されたのだと思いますが、作者はあらかじめ「イメージ」を持って撮影に臨まれていることがわかります。モノクロにしたのもよりドラマ性を感じます。
雪原のたそがれ時
極寒 好々爺

雪原のたそがれ時

作品コメント

北海道標茶町、タンチョウの給餌場の近くで、日没直前に雲の切れ間に茜空、家路に急ぐタンチョウが飛び、自分の人生を想いながらシャッターを切った私、一日の締めくくりのすばらしい一枚になりました。

ゲスト写真家コメント

コムロミホ

薄暮の淡いトーンの中に夕日の赤がアクセントとなり、タンチョウが飛び立つ姿がとても幻想的に表現できています。あっという間のシャッターチャンスだったと思いますが、背景の建物や木の配置がバランス良く、程よい明るさでグラデーションの繊細さが伝わってきます。
目覚め
大谷 裕幸

目覚め

作品コメント

3月末の米国ブライスキャニオン国立公園。標高2000m以上のこの地にはまだ雪が残る。誰もいない早朝のサンライズポイントで尖塔たちが朝日に照らされて目覚めていく様子を静かに眺めた。

ゲスト写真家コメント

上田 晃司

写真から冬のブライスキャニオンの寒さが伝わってきます。フードゥーと言われる尖塔はブライスキャニオンの見所でもあるので、その絶景が非常に美しく表現されていると思います。朝日に照らされるフードゥーは立体感があり奥行が感じられますね。残雪からも季節感が感じられ迫力の写真になっていると感じました。
野焼き
おおちゃん

野焼き

作品コメント

棚田の風景を撮りに行ったところ、偶然野焼きをされている情景に出会い棚田周辺の描写を意識して撮影しました

ゲスト写真家コメント

コムロミホ

写真全体に緑をフレーミングすることで、棚田が続いていくような想像が膨らみ、野焼きをしている姿が際立ちます。農道や煙をバランス良く配置し、奥行きを感じさせる作品に仕上がっています。素敵なワンシーンに出会いましたね。
新緑の龍
岡部 詳

新緑の龍

作品コメント

姫路の寺院にて、人間を威嚇するような龍の迫力に感動して撮影しました。

ゲスト写真家コメント

コムロミホ

神聖さを感じるしっとりとした空気感の中、迫力のある龍が際立つ一枚です。精密に作られた龍のディテールだけでなく、水面の波紋、そして龍の口から落ちる水滴など、見どころのある作品です。シンプルな構図だからこそ、龍の表情へ視線誘導されます。
夏が始まる合図
小川 千夏(ちなっちー)

夏が始まる合図

作品コメント

「夏」という言葉には、夏ならではのイベントに対するワクワク感、ステキなことが起きるといいなというドキドキ感が含まれているように感じます。隅田川の花火が上がる様子はまさに夏のオープニング。今年もいよいよ始まったな、今年はどんな思い出ができるのだろうと期待している気持ちを撮りました。男女のシルエットにも注目ください。

ゲスト写真家コメント

上田 晃司

東京スカイツリーと花火の絶妙なバランスと素晴らしいタイトルがマッチした素晴らしい作品です。絶妙な構図で東京スカイツリーと花火が開くパーフェクトなタイミングに撮影されましたね。また、シルエットになっているマンションの屋上で花火を見る男女のシルエットがまた素晴らしいです。
一斉離陸
おくちゃん

一斉離陸

作品コメント

一度は行ってみたかった佐賀バルーン。遠路遥々意気込んで行きましたが気象条件が合わず飛ばない日が続いてしまい、いよいよ帰る最後の早朝、澄んだ空気の中を一斉離陸。青空いっぱいに広がるバルーンに魅了された忘れられない感動の撮影でした。

ゲスト写真家コメント

上田 晃司

帰る直前に天候がよくなったという感動が伝わってきます。空のコンディションもよく雲とバルーンの配置も素晴らしいです。空一面にバルーンが飛び立つ美しい瞬間からも感動が伝わってきます。バルーンがパターン構図になり、空一面ではありますが奥行も感じられます。無数に飛び立つ鮮やかなバルーンが本当に美しいですね。
高原の朝
おごじょ

高原の朝

作品コメント

早朝の白樺湖に朝日が差し、湖面の光がとても美しかった。

ゲスト写真家コメント

萩原 れいこ

高原の湖畔に訪れる静かな朝。ひんやりと気持ち良い朝の空気感が伝わってきます。まだ太陽が上りきっておらず、薄暗い池に輝くさざ波と朝靄が印象的ですね。とても良いタイミングでシャッターを切られました。岸辺に建物が見えますが、まだ眠っているのでしょうか。早朝に訪れた者だけが見られる秘密の美しい瞬間。写真を撮っていると、そんなひとときを味わうことができます。だからこそ写真はやめられないですよね。
Mt.Fuji at Sunset
Osshy

Mt.Fuji at Sunset

作品コメント

飛行機の窓から見た富士山がとても綺麗で感動しました。

ゲスト写真家コメント

萩原 れいこ

飛行機から眺めた富士山のようですが、素晴らしい瞬間に巡り会えましたね。夕日に染まったオレンジ色の空を背景に、夜の帳が下りつつある青色の富士山がよく映えています。山頂に雪が残っているのも富士山らしい見事な佇まいですね。薄暗い時間帯に飛行機の中から撮影するとブレやすいですが、シャッタースピードを速めて撮影した判断は秀逸でした。心震わせつつ冷静に撮影することで、感動が伝わる作品に仕上がっています。
風を感じて
音羽 俊宏

風を感じて

作品コメント

広い海と空の中、まるでモデルさんと流木しかないような世界に見える幻想的な瞬間を撮影できました。

ゲスト写真家コメント

河野 英喜

湖のような穏やかな水面に浮かぶ倒木という設定はなかなかレアですね。木の上に座るモデルの肌の白さが印象的です。髪のなびきや白い上着のブレが風を感じられる良い演出ですね。木に座る時にどの深さで座ってもらうかを見ておくと良いと思います。座りが浅いとバランスをとるためにモデルは少しのけぞる姿勢になり、逆に深すぎると背を丸めて前傾姿勢になるのでイメージに近い姿勢になるようにポジションを決めましょう。